書留とははどんな郵便物?郵便サービスの1つである書留について解説します。書留のカンタンな説明と出し方、追跡方法、簡易書留との違いなどもあわせて書いています。

書留とは?

普通の郵便と違い、いつどこで郵便物を受け取ったのか、いつ配達されたのかが記録として残る郵便サービスです。書留には一般書留、現金書留、簡易書留の3種類あります。

また、書留は対面での引き渡しなので届け時に不在だった場合は郵便配達員の方は持ち帰ってしまいます。当日中にの19:00までであれば再配達を依頼することができますのでお急ぎの場合は時間内に再配達を依頼しましょう。

書留は郵便追跡システムが使える?

ゆうパックなどサービスのように書留の受領証に書かれている引き受け番号(お問い合わせ番号)から配達状況を確認することができます。

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書留の料金はいくら?

書留の料金は普通の郵便料金に310円〜430円加算されて計算されます。

例えば、82円で送る手紙を一般書留で送る場合は430円+82円=512円となります。



料金早見表

郵便物(手紙・はがき)
現金書留 +430円(基本料金に加算)

(損害要償額1万円まで)

さらに5,000円ごとに+10円(上限50万円)

一般書留 +430円(基本料金に加算)

(損害要償額10万円まで)

さらに5万円ごとに+21円(上限500万円)

簡易書留 +310円(基本料金に加算)

(損害要償額5万円まで)

ゆうメール
一般書留 +370円(基本運賃に加算)

(損害要償額10万円まで)

さらに5万円ごとに+21円(上限500万円)

簡易書留 +310円(基本運賃に加算)

(損害要償額5万円まで)

また、個人ではあまりないかもしれませんが、300通以上書留郵便を送る場合は口数に合わせて割引料金もあります。

書留の出し方

送りたい郵便物を郵便局の窓口へ持っていきます。窓口で郵便物を渡すときに「一般書留でお願いします」もしくは「普通書留で」などと言ってお願いすれば伝わります。「簡易書留」の場合も同様です。

お金を送るときはもちろん「現金書留」を利用しなくてはいけません。

ポスト投函できるの?

ポスト投函はできませんので、必ず窓口から出しましょう!

書留が届く日数

配達にかかる日数ですが、基本的には普通郵便と同じ配達日数を必要としています。午前中に出すか午後に出すかなどの引き受け時間にも関係してきます。

午前中に出した場合

東京→札幌 翌日

東京→名古屋 翌日

東京→大阪 翌日

東京→福岡 翌日

東京→沖縄 翌日

午後に出した場合

東京→札幌 翌々日

東京→名古屋 翌日

東京→大阪 翌日

東京→福岡 翌々日

東京→沖縄 翌々日

簡易書留との違い

一般書留と簡易書留、そして現金書留がありますが、現金書留の場合は現金を送る場合という事はすぐにわかると思います。では一般書き留めと簡易書留の違いは何でしょうか?

簡単に説明すると

郵便物の補償額の違いと配達記録が一般書留の方が細かく(中継局まで)残るというところです。

簡易書留は5万円までの補償

一般書留は10万円の補償(追加料金を払うと21円ごとに+5万円、最大500万円まで)

書留の出し方や料金、簡易書留との違いなどを説明しましたが、送りたい郵便物によってうまく使い分けて、必要なものには補償を付けて、そうでないものはなるべく安く簡易書留で送るなどして利用していきましょう。